MacとWindowsで共有する前に見る3つの条件
USBメモリーは、同じ容量でも使い勝手が大きく変わります。MacとWindows間で受け渡すなら、先に見る条件は次の3つです。
- 端子:USB-Aだけで足りるか、USB-Cも必要か
- ファイル形式:4GBを超える単一ファイルを扱うか
- 収納構造:キャップ式、ノックスライド式、回転収納式、超小型のどれを持ち運びやすいか
USB-A端子があるWindows PCと、USB-CだけのMacBookを行き来するなら、USB-C/A両対応のSanDisk Ultra Dual Drive Luxeが分かりやすい候補です。USB-A端子同士で使うなら、標準形状のKIOXIA U301/U304、または超小型のSanDisk Ultra Fitから選べます。
4GBを超えるファイルはexFATを前提にする
出荷時のFAT32は、小さな文書や写真の受け渡しでは扱いやすい形式です。ただし、単一ファイルの上限が4GiBのため、動画、ディスクイメージ、大きなZIPファイルでは止まりやすくなります。
MacとWindowsの間で大きなファイルを扱うなら、使い始めにexFATへ整えると、OSをまたいだ受け渡しに向きます。USBメモリー内のデータは形式変更で消えるため、空の状態で作業するか、必要なファイルを別の場所へ移してから整えます。
USB規格と速度表示は分けて見る
USB 3.2 Gen 1対応と書かれていても、すべての製品が同じ速度になるわけではありません。KIOXIA U301/U304はUSB 3.2 Gen 1 SuperSpeed対応を確認できますが、メーカー公式の最大読出速度は数値で示されていません。
速度の目安を数字で見たい場合は、最大読出300MB/sのSanDisk Ultra Fitや、最大読出400MB/sのSanDisk Ultra Dual Drive Luxeが比較しやすい候補です。一方で、文書中心ならUSB 2.0のKIOXIA U202でも容量は64GBあり、色分けしながら使えます。
キャップ式、スライド式、回転収納式を使い方で分ける
キャップ式は端子を覆える一方、外したキャップをなくさない置き場所が必要です。KIOXIA U301/U202はキャップ式なので、机上や決まったポーチで使う運用に向きます。
KIOXIA U304はノックスライド式で、キャップを外さずにコネクターを出し入れできます。SanDisk Ultra Dual Drive Luxeは回転収納式でUSB-CとUSB-Aを切り替えられます。SanDisk Ultra Fitは超小型で出っ張りを抑えやすい反面、本体が小さいため外した後の保管場所を固定しておくと扱いやすくなります。
容量はファイルの種類で決める
文書、PDF、少量の写真が中心なら64GBで余裕を取りやすくなります。写真フォルダーや動画をまとめて渡すことが多いなら、128GBのKIOXIA U301を選ぶと、同じシリーズの64GBより容量に余裕を持てます。
USBメモリーは、PC間の受け渡しに便利な道具です。長く残したい原本は、PC本体、外付けSSD/HDD、クラウドなど別の場所にも置き、USBメモリーだけに残さない構成にすると管理しやすくなります。