Bluetoothは、体組成計とスマートフォンが直接通信する

KRD-403T、KRD-503T、KRD-603T2、KRD-703TはBluetoothでOMRON connectへ、BC-705XL、BC-332L、BC-768、RD-912はBluetoothでTANITAの対応アプリへ測定値を送ります。体組成計とスマートフォンが近距離で通信するため、初回は個人番号ごとに機器を登録します。

Bluetooth専用機は、Wi-Fi機のように体組成計だけで家庭のネットワークへ直接つながる構成ではありません。測定時や測定後にスマートフォンとの通信が成立する必要があります。脱衣所へスマートフォンを持ち込まない運用では、本体に一時保存された結果をあとで転送できる件数と手順を機種の説明書で確認します。

スマートフォンと一緒に測る習慣があるならBluetooth、端末の場所にかかわらず送信したいならWi-Fiまたはゲートウェイという分け方ができます。

Wi-Fiは、初期設定後の測定場所を自由にしやすい

ELECOM EFSBTW01WHはBluetoothとWi-Fiを備えます。ELECOM Healthcareで初期設定を行うと、測定時にスマートフォンが近くになくても、家庭のWi-Fi経由で測定結果を送信できます。洗面所へスマートフォンを持ち込まない家庭や、家族が続けて測る使い方に向きます。

Xiaomi S400自体の通信はBluetooth Low Energy 5.0です。ただし、対応するBluetoothゲートウェイがある環境では、ゲートウェイが体組成計とクラウドの通信を仲介し、スマートフォンが近くにない測定も同期できます。体組成計単体をWi-Fiへ直接接続する方式ではないため、ゲートウェイの有無を分けて考えます。

どちらも初回設定にはスマートフォンが必要です。家庭のアクセスポイントを交換したとき、アプリのアカウントを変更したとき、スマートフォンを機種変更したときの再設定も運用に含めます。

アプリ名は、測定項目より先に決める

OMRONの4機種はOMRON connectを使います。TANITAは機種とスマートフォンに応じてHealthPlanetまたはTANITA Recordを使います。BC-332L、BC-768、RD-912では、一つの個人番号に接続できるアプリは一つです。家族全員を同じ利用者の履歴へまとめず、個人番号と各自の端末を対応させます。

Xiaomi S400はXiaomi Home専用です。最大36人分を扱えますが、Mi Fitnessや他社アプリには対応しません。体重が近い利用者は自動で分けられず、アプリで測定者を指定する場合があります。

EFSBTW01WHはELECOM Healthcareを使います。Wi-Fi送信を使う場合も、アプリが測定結果を見る入口です。Apple Healthなど他社サービスへの連携は、今回確認した10商品で一律の条件として扱えないため、指定アプリ内で必要な記録を見られるかを基準にします。

家族共有は、登録人数と端末数を別に数える

OMRONの4機種とTANITA RD-912は4人、BC-705XL、BC-332L、BC-768は5人を本体へ登録できます。S400は最大36人分をXiaomi Homeで管理できます。本体の登録人数は、同居する利用者が継続履歴を残せる枠の数です。

自動認識は、登録情報と測定値から乗った人を推定します。OMRONでは自動認識、TANITAでは乗るピタと呼ばれます。体重が近い家族や登録後に体重が大きく変化した場合は、表示された候補から個人番号を選ぶ操作が必要になることがあります。

本体の登録枠が5人あっても、スマートフォン1台だけで5人を同じアプリ利用者として扱えるとは限りません。個人番号、アプリのアカウント、スマートフォンの三つを家族ごとに対応させると、測定値の混在を避けやすくなります。

50g・100gは体重表示の刻み

KRD-603T2は100kgまで50g単位、BC-705XL、BC-332L、BC-768、RD-912も50g単位で体重を表示します。KRD-403Tは100g単位です。50g単位は小さな変化を細かく記録できますが、体脂肪率や筋肉量まで同じ刻みで測れる意味ではありません。

EFSBTW01WHは体重帯で表示単位が変わり、3kg以上10kg以下は50g、10kgを超えて100kg以下は100g、100kgを超えて150kg以下は200g単位です。最大計量だけを見ず、自分の体重帯での表示単位を確認します。

体組成の推定値は、食事、入浴、運動、体内水分量、測定時刻でも変わります。異なる機種の値を途中でつなげず、同じ機種を硬く水平な床へ置き、同じ時間帯と条件で測った推移を記録します。

部位別測定と筋質点数は、記録したい項目で追加する

KRD-403T、KRD-503T、KRD-603T2とTANITAの4機種は、足裏の電極から測ります。薄型で乗る手順が短く、毎日の体重・体脂肪率などを記録する構成です。

KRD-703Tは両手と両足の電極を使い、腕、脚、体幹の部位別骨格筋率・体脂肪率を表示します。ハンドルを持って腕を伸ばす手順と収納場所は増えますが、全身値だけでなく部位別の変化を残せます。

RD-912はデュアル周波数測定を使い、筋肉量に加えて筋質点数を表示します。S400は25種類の体組成指標をXiaomi Homeへ表示します。項目数を増やす前に、毎日の測定に必要な操作と、実際に見返す指標を決めると、通信機能を継続して使いやすくなります。