筋肉量・筋質点数・骨格筋率は別の項目
体組成計で「筋肉」を見る場合も、表示項目は同じではありません。TANITAの掲載機種は筋肉量を測り、RD-917LとRD-912-WHは筋質点数も表示します。OMRONの3機種は骨格筋率を表示し、KRD-703Tは全身に加えて腕、体幹、脚の部位別結果を扱います。
Xiaomi S400は筋肉量、筋肉率、骨格筋量、筋肉コントロールなどを含む25指標、ELECOM EFSBTW01WHは骨格筋率、骨格筋量、FFMIを含む13項目です。項目数だけで決めず、日々見る数値と対応アプリをセットで選びます。
異なるメーカーや機種では、測定方式、推定式、表示単位が異なります。機種変更の前後を一続きの数値として比べず、同じ機種の推移を見ます。
アスリートモードは対象条件で選ぶ
TANITAのアスリートモードは、体脂肪率を算出するときの設定です。対象は18歳以上で、週12時間以上トレーニングしている、体育会やスポーツ事業団に所属して競技会を目指している、プロスポーツ選手、ボディービルダーのように筋肉量が多くなるトレーニングをしている人とされています。
今回、取扱説明書でアスリート設定を確認したのはRD-917L、RD-912-WH、BC-768-BK、BC-332L-WHです。一般的な筋トレ習慣だけで自動的に対象とせず、登録時にメーカーの条件へ照らします。
アスリートモードの有無と、筋肉関連の測定項目は別です。KRD-703Tの部位別骨格筋率、S400の骨格筋量、EFSBTW01WHのFFMIなど、必要な項目から選ぶ方法もあります。
全身・部位別と、アプリへの残し方を決める
足裏電極だけで測る機種は、乗る動作で全身の推定値を表示します。KRD-703Tは足裏に加えてハンドル電極を両手で持ち、全身、両腕、体幹、両脚の骨格筋率と皮下脂肪率を表示します。脚と体幹を分けて見たい場合は、測定手順が増える代わりに部位別結果を選べます。
通信先は、OMRONがOMRON connect、TANITAがHealthPlanetまたはTANITA Record、XiaomiがXiaomi Home、ELECOMがELECOM Healthcareです。家族で使う場合は、本体の登録人数と、各個人番号をどのアプリへ接続するかを決めます。
Wi-Fi対応のEFSBTW01WHは、初期設定後にスマートフォンが近くにない測定も送信できます。ほかのBluetooth機は、測定値を本体から対応アプリへ転送する手順を取扱説明書に沿って設定します。
50g単位は体重表示の刻み
RD-917L、RD-912-WH、BC-768-BK、BC-332L-WH、BC-705XLは50g単位で体重を表示します。KRD-603T2-BKは100kgまで50g単位です。50gは体重表示の刻みであり、筋肉量や骨格筋率も50g単位になるという意味ではありません。
BC-705XLは最大200kg、幅約35cmです。EFSBTW01WHの測定範囲は3〜150kgです。体重表示の細かさだけでなく、最大計量、足を置く面の幅、収納場所を合わせます。
1回の50g差を筋肉の増減と決めつけず、同じ時間帯、同じ床、同じ機種で測った記録を継続して見ます。
測定条件をそろえて推移を見る
体組成計は、体へ微弱な電流を流したときの電気抵抗から体脂肪率や筋肉量などを推定します。体水分、食事、運動、入浴などの影響を受けるため、運動直後と休養日の同じ時刻を直接比べると、トレーニング以外の条件差が混ざります。
硬く水平な同じ床へ置き、できるだけ同じ時間帯と状態で測ります。本体を移動した場合は、取扱説明書に従って起動してから乗ります。
筋肉量や骨格筋率は日々の記録に使う推定値です。筋力、筋肥大、病気、治療効果を単独で判定する数値としては扱いません。