最初に、家族の人数と保存先を対応させる

本体へ登録できる人数は、OMRON 4機種とTANITA RD-912が4人、TANITA BC-705XL、BC-332L、BC-768が5人です。Xiaomi S400はアカウント共有と仮想ユーザーを組み合わせて最大36人分、ELECOM EFSBTW01WHは専用アプリへ人数の制限なく登録できます。

5人家族が4人登録の体組成計を使うと、一人はゲスト測定になり、継続履歴を個人番号へ残せません。家族全員の推移を分けるなら、同居人数以上の登録枠を選びます。来客の一回測定は、個人履歴へ混ぜないゲストモードで分けます。

保存先も二つあります。BC-705XLは本体の個人番号と表示を中心に使い、KRDシリーズ、BC-332L、BC-768、RD-912、S400、EFSBTW01WHはスマートフォンへ送れます。全員がアプリを使うとは限らない家庭では、本体画面で見られる項目と、アプリだけで見られる項目を分けます。

自動認識は、体重が近い家族で操作が増える

乗るだけで電源が入り測定者を推定する機能は、OMRONでは自動認識、TANITAでは乗るピタと呼ばれます。毎回個人番号を先に押さずに測れるため、朝の測定を続けやすくなります。

ただし、推定の中心になる体重が近い家族では、候補を一人に絞れません。Xiaomi S400は公式に、体重差が±2kg以内の利用者は自動識別できず、Xiaomi Homeアプリで手動指定すると説明しています。

ほかの機種でも、初回登録直後や体重変化が大きいときは、表示された個人番号を確かめます。家族で続けて測り、誰の履歴へ入ったかを各アプリで確認しておくと、毎日の測定手順を固定できます。

個人番号とスマートフォンを一対一で考える

OMRON connect対応機は、家族それぞれの個人番号とスマートフォンを設定し、測定値を個別に転送します。KRD-503Tは本体表示項目が多く、KRD-603T2は100kgまで50g単位、KRD-703Tは手足電極による部位別測定という違いがあります。スマートフォンを使わない家庭では、4人分と前回値を本体へ保存するKRD-203へ分けられます。

TANITAのBC-332L、BC-768、RD-912は、一つの個人番号に対して使用できるアプリが一つです。家族が同じログインへ全員分を集めるのではなく、個人番号と端末の対応を決めます。BC-332Lは5人と50g単位、BC-768は5人と薄型ワイド、RD-912は4人とデュアル周波数測定が基準です。

S400はXiaomi Home専用で、Mi Fitnessや他社アプリとは連携しません。メインアカウントが5つのXiaomiアカウントへ共有でき、各アカウントが5人の仮想ユーザーを作成する構成です。人数は多く扱えますが、誰のアカウントで測るかという運用が増えます。

50g単位と100g単位は、体重表示の差

KRD-603T2、BC-705XL、BC-332L、BC-768、RD-912は100kgまで50g単位で表示します。EFSBTW01WHは3〜10kgが50g、10〜100kgが100g、100kg超が200g単位で、KRD-203は100g単位です。表示の刻みは、家族の体重範囲と記録したい変化を組み合わせて選びます。

この刻みは、体脂肪率や筋肉量の精度を同じだけ高める意味ではありません。体組成は体内水分量や測る時間でも変わります。同じ機種を硬く水平な床へ置き、朝起きて排尿後など家族ごとに測る条件をそろえます。

測定項目は、家族全員が使うものから増やす

体重、BMI、体脂肪率を中心にするなら、足だけで測る薄型機が使いやすい構成です。KRD-703Tは両手と両足の電極を使い、腕、脚、体幹の部位別骨格筋率・体脂肪率まで表示します。測定内容が増える代わりに、ハンドルを持って腕を伸ばす手順も増えます。

RD-912は高周波と低周波のデュアル周波数を使い、筋肉量に加えて筋質点数を表示します。S400は25指標をアプリへまとめますが、測定者の年齢によって対象項目が異なり、6歳未満と80歳を超える利用者は体重測定だけです。

家族全員が毎日使うのは、乗る、個人を確定する、結果を見るという流れです。項目数を増やす前に、登録人数、自動認識の訂正方法、保存先の三つをそろえると、データを混ぜずに続けやすくなります。