まず「どこにある、何を吸うか」を一つ決める
シートレールの乾いた砂、座面に絡んだペットの毛、ドリンクホルダーの食べかすでは、必要な道具が違います。細い隙間には長い隙間ノズル、布地にはブラシや毛取りノズル、手が届かない奥には延長ホースが有効です。
Dyson HH15は22°の隙間ノズルと最大61cmの延長ホース、AQUA CS01WRは2列の起毛を備えたケトリノズルを付属します。小さな本体だけを比べず、最初に掃除する場所へ届く付属品まで一組で選びます。
持ち出す重さは、バッテリーとノズルまで含める
本体だけの軽さなら、乾電池式のZHJ-340が290g、AZ-HCD-21とCVH 3 Plusが500g、CS01WRが550g、WV516JとWV517Jが680gです。シート一脚やコンソールを短時間で掃除するなら、必要なノズルを付けた状態まで含めて持ち替えやすさを比べます。
一方、Bosch GAS18V-1Hの1.3kgはバッテリーを含みません。Makita CL108FDSHWの1.0kgは1.5Ahバッテリーを含みますが、パイプとノズルは含まない値です。工具用バッテリー機は、本体の仕様欄だけでなく、実際に付ける電池とノズルを合わせて持ち上げます。
充電の手間は4種類に分けて考える
USB Type-Cは同じ形でも条件が異なります。CS01WRは5V/2Aです。専用の充電環境を使う商品では、AZ-HCD-21が約2.5時間、WV516JとWV517Jが約3.5時間、ES-SL45が約3時間。工具用電池のCL108FDSHWは付属1.5Ah電池を約22分で充電できます。
充電を管理したくない場合は、ZHJ-340の単3形乾電池4本という選択肢があります。ただし電池は別売で、繰り返し使うほど交換費用と使用済み電池が増えます。たまに車内だけで使うのか、毎週家でも使うのかで選び分けます。
水、灰、多量の砂、作業粉じんは分ける
「車用」と書かれていても、飲み物やぬれたゴミまで吸えるわけではありません。CS01WRは水・油・薬品などの液体、高温の灰やたばこの吸いがら、石こう・セメントなどの粉じんを禁止しています。AZ-HCD-21は水やぬれたゴミ、多量の粉・砂、小石、鋭利な金属やガラスを対象外としています。
カーマットの砂は、まず車外ではたいて量を減らし、残りを少しずつ吸います。液体には乾湿両用、石こう・セメント・灰には対象物を明記した集じん機を使い、ハンディ掃除機へ役割を重ねません。
使い終わったら、車内へ置きっぱなしにしない
リチウムイオン電池を内蔵・装着する商品は、高温になる車内を保管場所にしません。Boschは50℃以上になる可能性がある金属箱や夏の車内へ保管しないよう明記し、AZ-HCD-21は屋内の涼しく乾燥した場所での保管を案内しています。CS01WRとAZ-HCD-21の充電温度は5〜35℃です。
掃除後はゴミを捨て、本体、電池、充電ケーブル、ノズルを家へ持ち帰ります。車へ常備する便利さより、電池とフィルターを適切な温度・湿度で保管できる動線を優先します。