家族で共有するなら、設定と戻し方を一組で決める

家族で1台を使うときは、風量や温度の段階数だけでなく、使う人が自分の設定へ移る手順と、使用後にどこへ戻すかを一組で考えます。

たとえばTD670Aは風量のTURBO・DRY・SETと温度のHOT・AUTO・COOLを別々に選びます。NIB500BもBOOST・TURBO・SETとHIGH・LOW・COOLを別々に切り替えます。組合せが多い商品では、「強い風量とHOT」「SETとCOOL」のように家族ごとの設定を二つのスイッチ位置で記録できます。

一方、SALONIA SL-013AWはTURBO・SET・COOLの3位置、NIB400AはDRY・SETにクールショットON・OFFを組み合わせます。少ない位置から選ぶ商品は、家族で共有する設定表も短くできます。

温度・風量は独立スイッチかモード名かで分ける

掲載商品には、温度と風量を別々に組み合わせる方式と、目的別のモード名から選ぶ方式があります。

設定方式 商品例 家族で決める内容
風量と温度を別々に指定 TD670A、NIB500B 各自が使う風量位置と温度位置
複数モードから選択 EH-NA0K、EH-NA9M、IB-WX901 温冷リズム、SCALP、COLDなど各自が使うモード名
モードと風の強弱を組み合わせる SALONIA スムースシャインドライヤー 4モードのどれかと、風の強弱
温度段階と目的別モードを使う KINUJO KH302 高温・中温・低温と、GLOSS・SCULP・SWING
少ない切替位置に絞る NIB400A、SALONIA SL-013AW DRY・SET・COOLなど使う位置

風量は測定条件がそろっていません。TD670AはJISのTURBO時2.5m³/分、IB-WX901はIECのTURBO時7.4m³/分、SALONIA 2商品は自社測定です。家族用の設定を決める際も、異なる測定方式の数字を同じ順位へ置き換えず、商品内の切替方法を見ます。

冷風は固定位置・別スイッチ・自動切替を区別する

冷風への移り方は商品ごとに異なります。SALONIA SL-013AWはスライド位置のCOOL、IB-WX901は7モードのうちCOLDを選びます。NIB400AはDRY・SETとは別にクールショットをON・OFFします。KINUJO KH302にも冷風スイッチがあります。

温風と冷風を自動で切り替える商品では、名称をそろえて覚えます。Panasonic EH-NA0K・EH-NA9Mは温冷リズム、TD670AはAUTO、NIB500Bは温冷自動切替、KINUJO KH302はSWINGです。

「冷風はCOOLへ動かす」「仕上げはクールショットをON」「自動切替はAUTO」のように、商品上の名称をそのまま家族の設定表へ書くと、別方式を同じ操作として扱わずに済みます。

付属ノズルは用途と保管位置を対応させる

付属ノズルが多い商品では、使う人ではなく用途で分けると管理しやすくなります。Panasonic EH-NA0Kは本体内蔵の速乾ノズルに加え、根元速乾、セット、ナイトキャップの3ノズルが付属します。SALONIA スムースシャインドライヤーは速乾ブーストとセットの2ノズルです。

セット用を1種類だけ使うなら、EH-NA9Mのセットノズル、TD670A・NIB500B・NIB400Aのセットフード、cado BD-E2のスタイリングノズルが候補です。ノズルを使わない人が外したあと、次の人が探さずに済むよう、本体と付属品を同じ収納区画へ戻せるか確認します。

SHARP IB-WX901の付属品はストラップとユニット清掃ブラシです。ブロー用ノズルを増やす構成ではなく、清掃用品を本体と一緒に保管する構成として区別できます。

コード長と収納寸法は使用後の状態で比べる

掲載商品のコードは1.7mが8商品、cado BD-E2が1.8m、KINUJO KH302が2mです。長いコードはコンセントから使う位置まで届くかだけでなく、使用後にどの幅でまとめるかも決めます。TD670Aにはクイックコードバンドが付属します。

折りたたみ後の寸法が明記されているのは、SALONIA スムースシャインドライヤーが197×77×122mm、SL-013AWが202×75×131mm、KINUJO KH302が255×50×91mmです。高さだけでなく長辺と厚さも収納場所に合わせます。

折りたたまずに置く商品では、NIB400Aが205×82×194mm、IB-WX901が250×80×63mmです。NIB500Bにはスタンド、cado BD-E2には自立するPフォルムがあります。置き方が違うため、引き出し、棚、据え置きのどこへ戻すかを先に決めます。

清掃方法と担当を商品ごとに決める

共有する人数が増えても、吸込口の清掃方法は商品ごとに変わりません。先に道具と手順を決めておくと、清掃担当を交代できます。

SALONIA スムースシャインドライヤーはフィルターカバーを回して外し、ほこりや髪を柔らかいブラシやティッシュで取り除きます。SL-013AWは吸込口表面を掃除機で吸うか、歯ブラシやティッシュで取り除く方法です。cado BD-E2は付属のお手入れブラシ、ティッシュ、掃除機などを使い、メーカーは月1回以上の手入れを推奨しています。

IB-WX901にはユニット清掃ブラシ、cado BD-E2にはお手入れブラシが付属します。付属ブラシを本体と別の場所へ置くと清掃時に探すことになるため、ノズルと同様に定位置を決めます。ほかの商品も、取扱説明書に示された吸込口の清掃手順を家族で共有します。

最終的には、各自の設定名、使うノズル、収納場所、コードの戻し方、清掃担当の5点を決められる商品へ絞ると、1台を共有する条件が具体的になります。