最初に、レンズを付けた状態の重さを比べる

カメラはボディーだけでは撮影できません。掲載10商品のうち、12-32mm装着時のG100Dは約416g、ZV-E10は約459g、ZV-E10 IIは約484g、EOS R100は約486gです。ストラップと小さなケースを加えても、500g台前半へ収めやすい組み合わせです。

OM-D E-M10 Mark IVは14-42mm装着時約476gで、5軸ボディー内補正とEVFを備えながら500gを下回ります。一方、Z50IIは16-50mm装着時約685gです。増えた重量は深いグリップ、EVF、内蔵フラッシュなどへ配分されています。軽い順だけで決めず、毎回使う機能の重量かを見ます。

EVFは、晴天の屋外と構え方で決める

EOS R100、R50、R10、α6400、Z fc、OM-D E-M10 Mark IV、Z50II、G100DはEVFを備えます。背面モニターへ日光が映り込む場面や、望遠レンズを付けてカメラを顔へ寄せたい場面では、EVFが役立ちます。

ZV-E10とZV-E10 IIはEVFを省き、横開きモニターと動画向け操作へ寄せた構成です。室内、自撮り、卓上の商品動画が中心なら合理的ですが、日中の屋外写真では背面画面だけで構え続ける操作になります。

モニターは固定、チルト、横開きで用途が変わる

EOS R100は固定式でタッチ非対応です。構図を変えるたびにカメラの後ろへ回り、ボタンと十字キーで設定する基本構成です。α6400は上方向180度のチルト式で、撮影光軸の近くに画面を置けますが、アクセサリーシューへマイクを付けると自撮り画面と干渉します。OM-D E-M10 Mark IVは下方向へ180度開くため、底面の三脚やグリップと干渉します。

EOS R50、EOS R10、ZV-E10、ZV-E10 II、Z fc、Z50II、G100Dは横へ開くバリアングル式です。縦位置や自撮りに向きますが、画面がボディー幅から外へ出るため、左側端子へケーブルを挿す構成では取り回しを確認します。

手ぶれ補正は、静止画と動画を分けて読む

掲載機で静止画対応のボディー内5軸補正を備えるのはOM-D E-M10 Mark IVです。ほかはキットレンズ側の光学補正を使う構成で、ZV-E10シリーズやEOS Rシリーズは動画時に電子補正も選べます。

動画電子補正は画像の周辺を使って揺れを抑えるため、撮影範囲が狭くなります。広角側で自撮りする場合は、補正を入れた画角で顔と背景が入るかが重要です。静止画では、動く子どもやペットの被写体ぶれを補正できる機能ではないため、シャッター速度も別に設定します。

マウントは、次に買う一本を決める土台

EOS R100・R50・R10はRF、ZV-E10・ZV-E10 II・α6400はE、Z50II・Z fcはZ、G100D・OM-D E-M10 Mark IVはマイクロフォーサーズマウントです。同じAPS-Cでも直接レンズを共用できず、APS-Cとマイクロフォーサーズでもマウントが違えば装着できません。

最初から本数を競う必要はありません。標準ズームで撮り、遠くが小さすぎたなら望遠、室内でシャッター速度を上げにくいなら明るい単焦点、料理へ寄れないなら最短撮影距離の短いレンズという順で不足を特定します。

ダイヤル操作は、オートの次に使う設定で選ぶ

EOS R10は前後2ダイヤル、Z fcはISO感度・シャッター速度・露出補正の独立ダイヤル、OM-D E-M10 Mark IVは前後2ダイヤルを備えます。絞り優先やマニュアル露出へ進むと、設定変更のためにメニューを開く回数を減らせます。

EOS R100とR50は小型化を優先した構成です。最初はオートで撮り、背景のぼけ、明るさ、色を画面から変えたい人にはR50のタッチ操作が分かりやすく、撮影設定をボタンから一つずつ覚えたい人にはR100が明確です。

充電用品とカードを、撮影前にそろえる

ZV-E10 IIはUSBケーブルとACアダプターを同梱しません。18W以上のUSB PD電源と3A対応USB Type-Cケーブルが必要です。ほかの機種も、本体内充電、専用充電器、USB端子の組み合わせが異なります。

メモリーカードは、静止画だけなら容量だけでなく書き込み速度、4K動画ではメーカーが示すスピードクラスを満たす製品を使います。高い動画設定を選ぶほど、カード容量とPCへ保存する時間も増えます。