3台同時充電で重視すべき「出力配分」の仕組み
スマートフォン、タブレット、ノートPCの3台を同時に充電する場合、充電器の単体最大出力だけでなく「3台接続時に各ポートへ何W割り振られるか」を確認することが重要です。
複数ポートを同時に使用すると、充電器内部の制御によって全体の電力が各ポートへ分配されます。ノートPCを接続するメインポートの出力が低くなると、充電に必要な電力が不足する場合があります。
ノートPC側に残る出力(W数)の比較
3台接続時にノートPCへ給電するメインポートの出力は、モデルによって異なります。
- 100W〜140Wクラス: 3台接続時でもメインポートに70Wや65Wといった出力を割り振ることができます。
- 65W〜70Wクラス: 3台接続時のメインポート出力は45Wや40W程度となります。
使用する機器の仕様に合わせて、3台接続時のメインポート出力(W数)が十分なモデルを選択する必要があります。
USB-CとUSB-Aの違い
充電器のポート構成にはUSB-Cのみのタイプと、USB-Aを組み合わせたタイプがあります。
- USB-C: USB PDに対応し、高出力での給電が可能です。
- USB-A: 従来型のケーブル接続に対応しますが、3台接続時の出力は12Wや10W、7.5Wなどに分配されます。
お手持ちの機器やケーブルの構成に合わせてポート形状を選ぶことが大切です。
直挿し型と卓上型の形状の違い
充電器にはコンセントに直接挿すタイプと、ACコードを用いて卓上やデスク端に設置するタイプがあります。
- コンセント直挿し型: 小型・軽量なモデルが多く、スイングプラグや折りたたみプラグを採用した持ち運びに適した設計です。
- 卓上型・コード付き: AC電源コード(1.5m〜2mなど)や固定クリップを備え、デスクの上に置いて安定してケーブルを抜き差しできます。
100W超で必要なケーブル条件
100Wを超える出力を利用する場合は、100W超の給電に対応したeMarker対応USB-Cケーブルが必要となります。製品に付属しているケーブルや、規格に適合したケーブルを使用してください。
選び方の結論
- 3台同時接続時のメインポート出力(W数)を確認する
- USB-Cのみか、USB-Aを含むポート構成かを選択する
- 持ち運び(直挿し型)かデスク設置(コード付き・固定型)かで形状を選ぶ
- 100W超給電時はeMarker対応ケーブルを用意する
仕様と設置条件に合ったモデルを選ぶことで、快適な充電環境を整えることができます。