調乳は「70℃設定」より、一度沸騰させる手順を優先する
乳児用調製粉乳は、一度沸騰させた水を70℃以上に保った状態で使い、溶かした後に体温程度まで十分に冷まします。冷水から70℃へ加熱するだけでは、一度沸騰させる工程を満たしません。
100℃で沸かした後の温度を確認しやすいKO8568JPA、70℃と100℃を直接選べるYKU-SC1210J、KO8601J0、KO823NJPA、KO9208JPAは、調乳以外の飲み物にも温度を使い分けられます。KTK-10BKは最大120分保温ですが、調乳したミルクをケトルで保温する用途ではありません。
日本茶は50・70・80・90℃を選べるかで分ける
農林水産省の目安は、玉露が50〜60℃、煎茶が70〜80℃、ほうじ茶・玄米茶・紅茶が90〜100℃です。50〜100℃を1℃刻みで設定できるEKG-C801とEGL-C1281は、茶葉に合わせて一段階ずつ動かせます。
プリセット式では、KO8601J0が40/50/60/70/80/85/90/95/100℃、KO823NJPAとKO9208JPAが40/60/70/80/85/90/95/100℃です。KO8568JPAは60/80/90/95/100℃なので、玉露の50℃や煎茶の70℃を直接選ぶ用途には向きません。
コーヒーは温度刻みと注ぎ口をセットで選ぶ
全日本コーヒー協会はインスタントコーヒーの目安を約90℃としています。ハンドドリップでは、まず90℃前後を基準にし、苦みが強ければ下げ、香りや抽出感が足りなければ上げると差を追いやすくなります。
EKG-C801とEGL-C1281は1℃刻み、KO9208JPAは80・85・90・95℃を選べる細口です。PTQ-A100KOは通常口ですが、内部から注ぎ口までの水流を整えて細く注ぐ構造を備えます。通常口のYKU-SC1210J、KO823NJPA、KO8568JPA、KTK-10BKは、カップや急須へまとめて注ぐ用途を中心にします。
安全機能は、転倒・蒸気・本体表面を別々に見る
転倒時のお湯もれを抑えるのは、YKU-SC1210J、KO8601J0、KO823NJPA、KO8568JPA、KO9208JPA、PTQ-A100KOです。KO8601J0とKO823NJPAは省スチーム設計、PTQ-A100KOは蒸気レスです。
本体表面の熱さを抑える二重構造はKO8568JPA、KTK-10BK、PTQ-A100KOが備えます。EKG-C801、EGL-C1281、KO9208JPA、7106JP-WHはステンレス部分が熱くなるため、ハンドル以外へ触れない配置にします。