フラット庫内は容量より幅と奥行で比べる

10商品はすべて、回転皿のないフラット庫内です。底面へ四角い弁当箱を置けますが、同じ17Lでも庫内幅はER-S17ZB(W)とRE-T171-Bが273mm、JM-FH17A(W)が307mmで、34mmの差があります。

幅300mm以上はMFK20KA、NE-FL2Z1-K、NE-FL1C-W、DR-E273B、DR-D269B、JM-FHR20A(W)、JM-FH17A(W)の7商品です。奥行はPanasonicの2商品が365mm、DR-E273BとDR-D269Bが330mm、PRW-F180(W)が325mm。容量のL数だけでなく、普段使う最大の弁当箱や皿の幅と奥行をそれぞれ照らし合わせます。

庫内高さは177〜220mmです。背の高い容器を使うなら220mmのJM-FHR20A(W)、206mmのPanasonic 2商品、200mmのJM-FH17A(W)が候補になります。

自動あたためは検知方式で分ける

赤外線センサーを備えるのはMFK20KA、DR-E273B、JM-FHR20A(W)です。食品の表面温度を見て加熱を制御し、JM-FHR20A(W)は-10〜90℃を5℃刻みで指定できます。DR-E273Bは、容器の位置や庫内が熱い状態によって検知が影響を受けるため、説明書に沿った置き方が前提です。

NE-FL2Z1-KとNE-FL1C-Wは蒸気センサーで、食品から出る蒸気を検知します。東芝ER-S17ZB(W)は自動あたためを備えます。毎回同じ容器と食品量を温め、時間を自分で固定したい場合は、センサーを使わないPRW-F180(W)、RE-T171-B、DR-D269B、JM-FH17A(W)へ分けられます。

自動1000W・900Wは継続時間も読みます。Panasonicの自動1000WとER-S17ZB(W)の900Wは最大1分30秒後に600W、MFK20KAの900Wは最大3分後に600Wへ切り替わるため、長時間を最大出力のまま加熱する仕様ではありません。

設置寸法は本体の外側に必要な空間を足す

外形だけで最も幅が小さいのはJM-FH17A(W)の440mmです。ただし上15cm・後10cm・左右各10cmを空け、左右どちらか一方を開放します。幅458mmのER-S17ZB(W)は上15cm・後10cm・左10cm・右4.5cmを空け、上・後・左右のうち1面を開放。RE-T171-Bは本体奥行370mmに対し、ハンドル込みの最大奥行は384mmです。

NE-FL2Z1-KとNE-FL1C-Wは本体幅488mmと10商品の中で最も広い一方、周囲は上10cm・後3cm・片側3cmで、反対側を開放する条件です。本体の小ささと必要な放熱空間は比例しないため、ラックの内寸から左右・後方・上方の指定値を引いて置ける本体を選びます。

扉の動きも設置に含まれます。JM-FHR20A(W)は縦開きでハンドル込み奥行395mm。横開きのPanasonic 2商品とJM-FH17A(W)は、扉の前に立ったまま左右へ開ける動線を確保します。

50Hzと60Hzで最大出力が変わる商品がある

PRW-F180(W)は50Hzで500W、60Hzで650W、RE-T171-Bは50Hzで550W、60Hzで700Wです。DR-E273BとDR-D269Bも50Hzで600W、60Hzで700W。JM-FHR20A(W)とJM-FH17A(W)の650Wは60Hz地域だけで、両地域に共通する出力は500Wと200Wです。

温め時間の目安が600Wを基準に書かれている食品を多く使う場合、50Hz地域ではPRW-F180(W)の最大500Wへ時間を換算する場面が増えます。MFK20KAは600W、Panasonicの2商品は手動600W、ER-S17ZB(W)も600Wを選べるため、地域をまたいでも600Wの手動設定を使えます。