版とISBNを先にそろえる
書名に「Excel」とあるだけでは、対象画面がOffice 2024、Microsoft 365、Excel 2021のどれか分かりません。同じシリーズでも版が変わるとISBNが変わるため、表紙の印象ではなく、出版社が示す対応版とISBNをそろえると取り違えを防げます。
この記事の10冊は、Office 2024とMicrosoft 365への対応が明記された紙書籍です。『Excelよくばり入門』だけはExcel 2021も対象に含みますが、掲載したISBNは現行の2024/2021対応版に固定しています。
ページ数は「どこまで学ぶか」と組み合わせる
88〜224ページの本は、最初の成功体験を作る、携帯して調べる、基本操作へ範囲を絞る用途に合います。278〜352ページの本は、関数、グラフ、並べ替え、抽出、ピボットテーブルなどへ段階的に進みやすい構成です。
ただし、ページ数が多いほど一律に優れているわけではありません。Windows操作から必要なら176ページのFOM初心者向けに付録があります。反対に、Excelの起動と入力はでき、MOSも進めたいなら320ページの『Excelよくばり入門』が目的に近くなります。
学習用データと問題数で反復量が変わる
画面図を読むだけでは、セル参照、オートフィル、印刷範囲などの操作が定着しにくくなります。練習用ファイルがある本は、入力済みの表を使って関数やグラフから始められ、完成後に別名保存して同じ課題を繰り返せます。
FOMの『Excel 2024 基礎』は章の練習問題に加えて総合問題と実践問題を備えます。『15日で使いこなす!』は日ごとに章を区切ります。反復回数を確保したい場合は、解説の詳しさだけでなく、問題の置き方から選ぶと学習計画を立てやすくなります。
判型は机上と持ち運びで選ぶ
B5変形やA4変形は、PCの横へ開いて画面図と操作手順を見比べやすい判型です。B6判の『できるポケット』と四六判の『Excelの基本が学べる教科書』は持ち運びやすい一方、細かな画面図を大きく見る用途とは条件が異なります。
自宅や職場の机で一章ずつ進めるなら大判、移動中に関数や操作を引くなら小型判と、読む場所を決めてから選ぶと無理なく使い続けられます。