最初に、六角軸専用かキーレスチャックかを決める
DF012D、DF030D、DF033Dは、対辺6.35mmの六角軸ビットを差し込む構成です。プラスビットや六角ビットを素早く交換でき、本体を0.53〜0.93kgに抑えられます。組み立て家具のネジ締めと、六角軸の小径ドリルで行う下穴加工が中心なら、この範囲から選べます。
JCD28TCとFDS12DALは最大把握径10mm、FDS14DF・DF484D・DS18DEは13mmのキーレスチャックです。丸軸の木工・鉄工ドリルを直接保持できるため、棚板へ穴を追加する作業まで行えます。使いたいドリル径がチャックの把握範囲と公式穴あけ能力の両方に収まることが条件です。
電圧より先に、電池と充電器の付属を分ける
DF030DWSP、DF033DSHS、JCD28TC、FDS12DAL(2BS)、FDS14DF(BG)は、対応バッテリーと充電手段が付きます。初めてその電池シリーズを買う場合は、この一式から選ぶとすぐに作業へ移れます。
DF012DZB・DF012DZ、DF030DZ、DF484DZB、DS18DE(NN)は本体のみです。電圧の数字が同じでも、差し込み式とスライド式、端子形状、対応シリーズが違います。DF030Dは差し込み式BL1013、DF033Dは10.8Vスライド式BL1015で、同じMakitaの10.8Vでも電池を共用できません。
家具のネジ締めは、低いクラッチ段から始める
最大トルク70N・mのDS18DEが、すべての家具で最適とは限りません。化粧板や薄い木材では、ネジ頭が沈み過ぎたり、下穴が割れたりするためです。ネジを手で数回入れて垂直を保ち、クラッチを低い段から上げ、面一になる手前で止めます。
DF012Dのような軽い機種は、小ネジや直径3.8mmまでの木ネジを狭い場所で扱いやすい構成です。FDS14DF、DF484D、DS18DEは13mmチャックと大きな穴あけ能力を持ちます。作業範囲が組み立てだけか、木材加工まで含むかで重量と能力の釣り合いを取ります。
付属ビットは、家具側のネジ頭に合わせる
付属のプラスビットだけで、すべての家具を組み立てられるわけではありません。家具にはプラス、六角穴、トルクスなどが使われます。家具説明書の指定とネジ頭を見て、同じ規格・サイズのビットを用意します。
穴あけでは、材料をクランプで固定し、木工用と鉄工用の刃を分けます。穴の出口側へ当て木を置くと、木材の欠けを抑えられます。回転部へ手袋や衣服を近づけず、バッテリーを外してからビットを交換します。