料理初心者向け基本書10冊の概要と選定のポイント

料理の基本書を選ぶ際は、レシピ範囲、工程写真の粒度、材料や計量の説明、基礎技法、索引・付録、判型とページ数を確認することが重要です。本記事では、紙書籍10冊の特徴を整理して紹介します。

総合・定番料理全般を学べる書籍

成美堂出版の『かんたんだけど、しっかり作る 基本の家庭料理』は調理道具、調味料、切り方、下ごしらえ、計量、保存、ごはん・だし・卵、和洋中、用語辞典を網羅したB5判208ページの書籍です。同出版の『これがほんとの料理のきほん』は13テーマの下ごしらえと加熱、定番71品を収録しています。高橋書店の『料理のきほん練習帳』は100定番レシピに分量・時間・鍋サイズを明記し、全工程写真や切り方などを掲載する192ページの書籍です。池田書店のアプローチである『おいしいコツがひと目でわかる!きほんの料理』は大きい写真を用いて定番・主菜・副菜・ごはん麺汁物と各種コラムを掲載しています。

プロセス深化・メカニズムに着目した書籍

成美堂出版の『料理がもっとおいしくなる レシピの行間を読むレシピ』は焼く・炒める・煮る・揚げる料理を収録し、工程で生じる「なぜ」や次へ進む目安を詳述する112ページの書籍です。オレンジページの『基本の和食 とりあえずこの料理さえ作れれば』は炊飯や目玉焼きから定番和食までを扱い、調理用語と切り方を図・写真で解説します。KADOKAWAの『日本一簡単なのにはわけがある 新版 野崎洋光 基本の料理』は肉・魚・豆腐卵・野菜・ご飯を扱い、簡単にできる理由とコツを解説するB5判120ページの書籍です。同じくKADOKAWAの『今日から料理を始める人の61レシピ』は炒め・煮・揚げ・麺など61レシピを収め、失敗原因を踏まえた調理法や基本調味料を解説しています。

子ども・料理入門向けの書籍

Gakkenの『おいしくって、おもしろい! はじめてキッチン 季節の食材も学べます』は小3〜中3を対象に全レシピへプロセス写真を掲載し、身支度・道具・切り方・炊飯・だし・季節食材を扱うB5判128ページの書籍です。ナツメ社の『小学生からの料理入門 めざせ!おうちシェフ』は小学校中〜高学年向けに道具・調味料・計量・切り方、豊富なプロセス写真、副菜からデザートまでの構成と切り方のとじ込み付録を揃えています。

比較とまとめ

それぞれの書籍は、和洋中全般を広く網羅するもの、和食に特化したもの、プロセスや失敗原因の理由を深掘りするもの、そしてジュニア向けに道具や身支度から学べるものなど多様な特徴を持っています。ページ数や判型、写真の粒度を確認しながら自身の目的に合った1冊を選ぶことができます。