Type AとType Bは形状もレーン数も異なる

Type Aは20×28×2.8mmでPCIe 1レーン、Type Bは29.6×38.5×3.8mmでPCIe 2レーンです。外形と対応スロットが異なるため、速度や容量を見る前にカメラが対応するタイプを確認します。

カードのラベルにはType A・Type Bの表記があります。似た名称でも相互に挿入できないため、カメラの取扱説明書にあるカードタイプと商品名を照合します。

XQD対応だけではType B対応と判断できない

CFexpress Type BはXQDと外形寸法とコネクタを共有します。ただし、XQDカードを使えるカメラが、そのままCFexpress Type Bにも対応するとは限りません。

機種によってはメーカー提供のファームウェアでType Bへ対応します。XQD対応機で使う場合は、カメラメーカーの機種別サポート情報にCFexpress Type B対応が明記されていることと、必要なファームウェアを確認します。

VPG、公称持続書込、最大速度を分けて見る

VPGは最低継続書き込み性能を保証する規格です。VPG400なら最低継続書込400MB/sを示します。撮影モードがVPG400を指定する場合は、公称持続書込速度や最大書込速度が400MB/sを超えていても、VPG表記のないカードで代用しません。

メーカー公称の持続書込速度は、VPGとは別の性能値です。最大読出・最大書込速度もメーカー所定条件での上限値で、継続保証とは区別します。

Type Aは容量、Type BはVPGと容量で絞る

掲載したType AはSony CEA-Gの240GB・960GB・1920GBで、いずれもVPG400、最低継続書込400MB/s、最大読出1800MB/s、最大書込1700MB/sです。速度仕様をそろえたまま、撮影時間と交換回数で容量を決められます。

Type BでVPG400を選ぶなら、165GBのNextorage B2PROと、400GB・800GB・1.6TBのProGrade IRIDIUMがあります。B2PROは最低継続書込3400MB/s、IRIDIUMはVPGの最低保証400MB/sに対し、公称持続書込が400GBで850MB/s、800GB・1.6TBで1500MB/sです。

VPG表記なしの候補は、Nextorage B2SE 128GBとProGrade GOLD 240GB・2TBです。B2SEは最低継続書込200MB/s、GOLDは公称持続書込が240GBで700MB/s、2TBで1500MB/sですが、撮影モードがVPGを指定する場合はVPG対応グループから選びます。

CFexpress 4.0はリーダー側の対応も確認

CFexpress 4.0カードの最大転送性能を撮影後の取り込みで使うには、カードリーダー側も4.0へ対応する必要があります。Type A・Type Bでリーダーのスロットも異なるため、カードタイプと世代の両方を確認します。

カメラ内での実効性能は、カメラ側の対応規格と処理に左右されます。カードの最大速度だけで撮影性能を決めず、カメラが指定するタイプ、VPG、容量を満たすことを優先します。